笑う妄想整体屋の隠居日記

全て妄想ですって。

結婚式

 身内の結婚式に一回だけ参列したことがある。

 

 それ以外では一度ご招待いただいたが固くお断り申し上げた。

 面倒くさいからである。

 後々思えば、なぜ私を呼ぼうとしたのかよく解かった。

 新郎は、私が不義理して逃げ出した元職場の友人である。

 仲人はその職場の上司、参列者の親玉は私の天敵である。

 

 平たく言えば、多勢に無勢。二次会か何かで私をボコろうとしただけである。

 

 ちなみに新婦は私の告って玉砕した相手の親友である。

 その節は大変お世話になった。

 皆に言いふらし、大いに笑いものしにてくれたっけ。

 よくある話である。

 善き経験であった。

 若い時は社会勉強も必要である。

 もう40年近く前の話である。

 

  天敵たち どうもありう。