追廻し。
お客様各位
秋の候、貴女、貴殿ますますご発展のこととお慶び申し上げます。平素は格別のお引き立てを賜り、ありがたく厚く御礼申し上げます。
さて、弊院も暇を持て余しておりますので、「追廻し」時代の懐かしき思いでを一席。
時は大昔、こんな私でも経験と称して、ってか自分を騙して整形外科で「追廻し」作業に文字通り追われていました。
整形外科の患者に対して全く意味のない電気、モミに加え、他国なら即座に傷害罪に問われる牽引なんてものセッティングさせられていた。
自分と客を馬鹿にしながらの作業である。これを、「死ぬほどつらい」という。
私は真面目がすぎて、こんな無意味で下らん作業を8か月も続けてしまった。
後で、同業者にあきれられた。馬鹿にも程ってのがあるそうだ。
「小僧の修行は修行の内に入らぬ。」私の座右である。
もっとも、例のそぐわぬ。
小僧の修行ではない。その100分の1にも満たない、みじめな作業である。
ちなみに、小僧の修行を立派にこなすと立派な小僧になれる。との教えである。
最強ぽんこつマッサージ店 店主