笑う妄想整体屋の隠居日記

全て妄想ですって。

電気屋さん。

                お客様各位 

 初秋の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は当店を御利用いただき御厚情のほど、心より御礼申し上げます。

 さて、昨今は、ほとんどなくなりましたが、たまに電気治療?について聞かれることがあります。

 ここで、弊院の基本回答をお示しいたしますので、今後、あまりにバカげた楽しい質問は禁止します。

 よろしく、ご理解のほどお願いしたします。

 例えば低周波系にします。

 今、思い出した事例を3のみ記載いたします。

 ※電気屋とは整形外科や接骨院なんかで低周波系、マイクロ波系等々の電気治療器の脱着をする係員が自らを蔑視するときに使う自虐語である。決して本来の電気設備関係の職種を示すものではない。弊院店主の私も第二種電気工事士の資格保有者ではありますが、本来の電気関係の仕事はなくてはならない重要な職業であります。

 それに引き換え、治療器の脱着係員はこの世に存在する必要のない職務?であると確信しております。

 ・今から47年前、16歳の私は手首が痛く接骨院に行ってみたが、そのころ出たての低周波治療器をつけられた。時間にして10分ぐらい。施術はそれだけで確か3,500円取られたと記憶している。

 保険効かなけりゃ、そういえよ。この馬鹿野郎!!

 3回ぐらい通ったが勿論、全くよくならない。毎回健康保険証提示してんだぞ。この大馬鹿野郎。

 とっととくたばりやがれ。この詐欺師。

 まぁ、今思い出してもハラワタ煮えくり返るぞ。

 私も現在は柔道整復師の国家資格を所有しているが穴があったら入りたいぐらいである。別に免許返納してもいいのだが、更新不要のため、いまだに家に置いてある。

 ・そう言えば、柔整学校時代に教員から聞いたが、今の低周波治療器はずいぶん大きくなっている。あれは客の度肝を抜くためだそうだ。ちなみに低周波治療器の裏に回ると笑うぞ。がらんどうである。薬局で売ってるのと一緒だって。

 ・整形外科での電気屋時代に客が薬局で買った低周波治療器を持参して、医師にお伺いを立てたところ「これは使わないほうがいい」と言われて笑った。それでも使い続けると客は小声で言っていた。

 まぁ、こんなところかな。

 皆まで言わすな。

                        最強ぽんこつマッサージ店 店主