笑う妄想整体屋の隠居日記

全て妄想ですって。

凡人の運。

 私は自分の能力の無さについて余りに気が付かず、鈍感だったのでこれまで生きてこられたと言える。

 高校出てからの話。当時はよく考えなかったが職業としての選択肢は4本柱だったと今更思う。

 ①接客 ②営業 ③ベルトコンベアーレベルの工場 ④ガテン系。以上。

 で、脱落したのは④ガテン系。職人系が苦手だったから。

 ③はつまらなそう。

 ①と②は今思うと一番不向きなのに、何故か並にこなせると勘違いした。

 で、40ぐらいまで全く向かない営業職だった。リストラの第一候補で自主退職。

 流石に、しがみつく気にはなれなかった。

 次に、専門学校に行って、マッサージ師と柔整師になった。これまた全然向かない。施術をやらずに資格を生かす。ってことで介護現場に入った。

 勿論、笑っちゃうほど向かないが職場を転々としながら持ちこたえた。

 給料は正社員時代でも、日本人男性平均の丁度半分位。いやになると無職になったり半日バイトで凌いだりしながら50代を過ごして引退。

 因みに47歳の時には素寒貧になった。

 今までの全ての職で並以下だったが、なぜか生きてこられた。

 最高に運がいい。よかった。助かった。

 じゃ~ね。