笑う妄想整体屋の隠居日記

全て妄想ですって。

老後は何かしようとしないに限ること。

 若いころから勉強も運動もできず、人間関係、特に共感性が全くない私にとって、この世のしきたりは窮屈でたまらない。

 よって幼少の頃からずーっと、やる気なし人間としてただ生きてきただけである。

 

 セルフイメージがもとても低く、兎に角、上を目指したことがない。常に底辺を生きてきた。

 こんな私が老後何かに目覚めることはない。

 

 若いころから人の目を気にして生きてきた小心者で、一番の不安は老後であった。

 この不安だけを頼りに生活してきたのである。

 

 本当に時代が良かった。運がよかった。今生きている日本人は年をとっていればいるほど運がいい。

 例えば生きていれば90歳ぐらいの私の親世代はむっちゃ運がいい。

 で、75歳を超えた団塊世代もすごいぞ。

 まあ還暦過ぎの私らも若い連中から見たらそーとーなもんである。

 なんせ、私ですらあちこち転職しながら約25年間厚生年金加入、6年間ぐらいは国民年金掛けてたから65歳から手取りで7万円以上貰えるんだぜ。

 もう老後安泰だぜ。3年後が楽しみだ。病気でもしなけりゃ一息つける。

 すごいだろ。若い時から老後の心配してきた甲斐もあったもんだ。

 今の若者ならこうはいかない。

 底辺だろうが正社員で潜り込むことが出来る時代じゃないからね。

 いやー よかった。よかった。