私的年金の話。
大昔の話だが、評論家の俵萌子女史が若かりし頃、「自分は自営業なんで年金が無い。勤め人のようにに将来年金が欲しい。」とのことで保険会社と終身月額30万円受け取れる契約を結んだ。
受け取り開始年齢は恐らく55歳かと思われる。
私が具体的に日本国を信じなくなった一つに公的年金制度の改悪がある。
20代の頃、支払い期間が20年から25年へ。受け取り年齢が60歳から65歳へと共に延長された。
仕方なく31歳の時、個人年金に加入した。受け取り金額は雀の涙である。
2年後の65歳から受け取る公的年金と合わせても、生活保護の受給額を下回る。
医療費無料なんて方々から比べれば、生活レベルは遥かに及ばない。
数年前には公的年金の受給資格が支払い期間25年から10年へと短縮された。
これにより完全に公的年金、正確には厚生年金は瓦解したのである。
知らぬ人に一応伝えておくが、俵萌子さんとは昭和5年生まれで今から15年前に77歳でお亡くなりになっている。
女史の政治思想や活動については全く理解できないが、なぜ冒頭に登場願ったかといえば、私は30歳年長の萌子先生がお気に入りであったからである。
何処がって?
お顔と全体の雰囲気がである。
若かりし頃は美女であった。しかし私がテレビでお見受けしたのは先生が50歳前後の時である。すでに元美人の域に入ってからであった。
今回の日記は、このことが言いたかっただけである。
よかった。よかった。