仕事の話。
今まで、さんざん過去の仕事の話はしてきたが、漏れているのも幾多ある。
今日は、そのうちの一つ。
40歳の頃、テナントビルの管理人をしていた。勿論地獄である。
職場の人間関係、親会社やテナント共のとんでもない要求、無理難題。全てがひどすぎる。完全に狂っている。
一年半後にビルのオーナー変更に伴い、管理会社も他社移った。仕事そのものがなくなったのである。いいタイミングだ。
通っていた夜間の専門学校も卒業間近で、どうせ仕事は辞めるべき時期であった。
その2か月後には東京の山奥にある特別養護老人ホームに勤め始めていた。
なんと10カ月も務めた。えらいだろ!!
今から20年以上前の話である。
働いているのは家庭の主婦かサラリーマンをずっこけたおじさん連中。それに若者。
ところで、若者の中にはほんとに素晴らしい人物がいる。
例外なく女性で、爺婆や職場の人間関係があまりにスムーズなのである。
嫌味がないのも希少である。
惜しむらくは早々に介護職に見切りをつけること。
まぁ、どう考えても介護職なんて優秀な若者が貴重な時間を費やす業ではないな。
よかった。よかった。