やさしさ。
定義は知らないが、老人性鬱ってわかるような気がする。
恐ろしいのは夢がないってことね。漠然とした希望もないよ。なんせやりたいことが全くない。
子供の頃は何であんな無駄で意味のないつまらんことに夢中になれたんだろう?
やっぱ還暦過ぎたら子供に還らなきゃね。
以前、動画でコーチングの先生が病気でほぼ体の自由を失った60代の老婆に夢を聞いていた。一生懸命ね。
「なんの制限もなかったら何したい?」みたいなやつ。
まぁ老婆の病気を考えて、そこは慎重にね。
で「そんなもんないわよ」を連発していた老婆の口からようやく聞き出したのが、「この手で孫を抱きたい。でも手が動かないからそんなこと思っちゃいけないと思っていた。」って話。
勿論、コーチングの先生は心の中でガッツポーズであったろう。
これで、レポートが書けるってね。
因みにこのコーチングの先生は勉強中の身であった。
コーチングの先生を思いやる老婆のやさしさがあふれ出る、とてもいい話であった。
流石は年の功である。
よかった。よかった。