何回書いたか分からん。
昔テレビで見たASL患者さんの話。
医療の恐ろしさを見た。ちょうど20年前の話である。
患者さんご本人は人工呼吸器拒否の方で、覚悟の上、そのまま逝くつもりでいた。
ところが、奥さんが日々の生活にパニックを起こしていて医療に預けたがっていた。
もう、患者さん個人の尊厳は無い。
自宅で倒れて意識不明。其のまま逝けはしない。救急搬送で目覚めれば人工呼吸器。医師は「じゃぁ、一度止めてみますが、苦しかったら合図してください。」の一言で患者さんは陥落。全く呼吸筋は停止している。
だからといって、眠りながら静かに逝かしてくれる医療ではない。医師側に金が落ちないからである。
尊厳はゼロである。
患者さんは生涯眼球以外動かせず、寝たきりで長い生を全うしなければならない。
恐ろしい医療である。
医師はこの世で罰せられることはない。後は知るべし。恐ろしさを知らない。
じゃ~ね。